イヌリンの製品データベースに、楽天とAmazonへのリンクを置きました。
これは広告です。リンクを経由して購入された場合、私に販売手数料が入ります。
隠すようなことでもないので、何をどう決めたのか、書いておきます。
なぜ入れたのか
ひとつは、率直に言って運営費です。ドメイン代とサーバー代がかかっています。
もうひとつは、もう少し実務的な理由です。このサイトで論文と特許を読んだ方が最後に思うのは、たぶん「で、それはどこで買えるのか」だと思うんです。そこで何も書かずに放り出すのは、リファレンスとして不親切だろうと考えました。
金額の話をしておくと、イヌリンの認知度を考えれば、年に数千円から数万円という規模でしょう。それでも私にとっては小さくない額です。そう思っていることも含めて、書いておきます。
入れるにあたって、4つ決めました
広告を置くのは、製品データベースのページだけにします。論文のページにも、特許のページにも、イヌリンとはのページにも、このブログにも置きません。今後も置きません。1ページだけに閉じ込めておけば、残りのページは安心して読んでいただけます。
アフィリエイトリンクがあるかどうかは、掲載の基準にしません。収録の条件は「機能性関与成分がイヌリン単独」「届出が撤回されていない」「販売中」「商品名に素材名を含む」の4つだけで、リンクが貼れるかどうかは関係ありません。実際、37行のうち13行にはリンクがありません。楽天にもAmazonにも見つからなかった製品です。
順位はつけません。おすすめも、星も、総合評価の列も作りません。並び順は届出日の新しい順で、そこに意味はありません。
私が株式を保有している企業の製品には、リンクを貼りません。フジ日本株式会社の製品が3つ表に入っていますが、購入欄は空欄のままにしてあります。掲載の基準は他社とまったく同じものを使い、表には載せています。この会社との関係については運営者についてに書いたとおりです。
作業していて、分かったことがいくつか
表を作る過程で、予想していなかったことに何度かぶつかりました。せっかくなので書いておきます。
届出があっても、半分以上は買えません
イヌリンを機能性関与成分とする届出は285件ありますが、そのうち102件はすでに撤回されています。3件に1件です。
さらに、撤回されていないものでも、販売状況が「販売休止中」になっているものが「販売中」より多い。届出の一覧を紹介している記事はたくさんありますが、いま実際に買えるかどうかまで見ているものは、ほとんど見当たりませんでした。
製品データベースに販売中のものだけを載せているのは、そのためです。
楽天にもAmazonにもない製品が、13ありました
メーカーの自社ショップだけで売られているもの、Yahoo!ショッピングにしかないもの、業務用が中心で一般には流通していないもの。理由はいろいろです。
大手モールに出ていないことは、製品の良し悪しとは関係ありません。なので表には載せて、購入欄だけ空けてあります。
41件のうち5件は、同じ商品でした
届出の番号は5つあるのに、実際に売られているのは容量違い・グレード違いの同じ商品、というケースがありました。400gと2kg、通常品と速溶タイプ。届出のデータだけ見ていると別の製品に見えますが、販売ページを開くと同じ棚の商品です。
これは1行にまとめて、5つの届出番号を全部並べて表示してあります。
そして、私はパッケージを見間違えました
いちばん書いておきたいのは、この話です。
上の「5件は同じ商品でした」を調べているとき、私は別の会社の製品を、同じものだと思い込みました。2社の商品が、どちらも白いイヌリンの粉末で、アルミの袋に入っていて、パッケージの雰囲気がよく似ていたからです。
一度は「同じ商品だからまとめよう」と決めて、作業も進めました。あとから見直して、届出者も届出番号も違うことに気づいて、慌てて分け直しました。
イヌリンの粉末は、見た目で区別がつきません。中身が何由来で、一日にどれだけ摂れる設計なのかは、パッケージを眺めていても分からない。
届出番号で製品を分ける表を作っている本人が、パッケージで間違えたわけです。
情けない話ですが、同時に、この表を作っている理由そのものでもあります。棚の前で見分けられないものを、番号で見分けるための表です。読者の方が同じ勘違いをしないように、37行それぞれに届出番号を添えてあります。
表の見方
いちばん見ていただきたいのは、「由来」と「一日の量」の2列です。
精製されたイヌリンの製品は、一日の摂取目安量が4.0gから10.0g。菊芋由来の製品は0.6gから2.0g。範囲がまったく重なりません。いちばん多いものといちばん少ないもので、17倍近い差があります。
どちらが良い悪いという話ではありません。菊芋は野菜であって精製粉末ではないので、同じ重さに含まれるイヌリンの量が違うのは当たり前です。せんべいやお茶として売られているものもあり、そもそも用途が違います。
ただ、同じ「イヌリンの機能性表示食品」の棚に並んでいて、一日に摂る量がこれだけ違うことは、買う前に知っておいてよいことだと思います。この数字はすべて、事業者が消費者庁に届け出たものです。
今後について
届出の状況は動きます。販売中だったものが休止になり、届出が撤回されることもあります。四半期に一度くらいのペースで、消費者庁のデータベースと照らし合わせて更新するつもりです。
リンク切れや、内容の誤りにお気づきの方は、お問い合わせからご指摘ください。訂正した場合は、そのページに記録を残します。
広告を入れたことで書きにくくなることが出てきたら、そのときはまた書きます。
=== ここまで ===


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